塾講師紹介大山 修平さん 塾講師歴:12年
塾講師に応募された理由を教えてください。
学生時代から友人同士で塾を開いたり大学講師なども務めてきましたので、教えることが好きなんです。特に、勉強ができない子を成長させることが好きです。他の塾でも講師を経験したのですが、もともと勉強ができる子をさらに高めることにはあまり魅力を感じませんでした。明光義塾のように1人1人に向き合い、「勉強ができなくて、苦手」だと言っていた子が「できた」という瞬間がうれしくて塾講師を続けています。

塾講師仲間や職場の雰囲気はどうですか?
シニアは経験豊かな方が多いですし私の場合は大学生の講師はみんな教え子なので、和気あいあいとしています。講師は人間的に素晴らしい方ばかりなので、私も長い経験を積んでいますが、ときには「そんな教え方もあるのか」と刺激になることも。また教室長が上手に講師陣をまとめてくれますので、働きやすいです。

塾講師の仕事の魅力は何ですか?
日本の将来を担う人材を育てているという点は、この仕事の大きな魅力です。塾を去ったあとも教え子から大学卒業や結婚など節目ごとに手紙をもらうこともあり、これは何にも代えがたい喜びです。

指導をするうえでどんなことに気をつけていますか?
問題の“正解”ではなく“解き方”を教えるようにしています。正解したら「なぜこの答えだと思う?」、できなかったら「どうして間違えてしまったんだと思う?」と1人1人の個性に合わせて一緒に考えていきます。「正解を確認して終わり」ではなく、正解にたどり着くまでの努力を重ねることで確実に自信につながっていきます。

「塾講師をやっててよかった!」と感じる瞬間はどんなときですか?
やはり勉強ができなかった子ができるようになったときには、いつでも大きなやりがいを感じます。生徒に対しては常に本気でぶつかっているのですが、あるとき「先生のやり方は厳しくてついていけない」と塾を辞めてしまった生徒がいました。しかしその後「やっぱり先生の教え方が一番分かりやすい」と戻ってきてくれたんです。うれしかったですね。

これまでの人生経験は塾講師の仕事に生かせていますか?
進学に関する相談にのることができるのはシニア講師だからこそ。私たちはさまざまな経験をしてきた「人生の縮図」のような存在だと思います。子どもたちに、社会はどんな人材を求めているかを教えたり「こういう学校に進んだほうがいい」と将来の目標を叶えるための選択肢を示すことができます。ときには自由研究の相談にも乗ることもありますよ(笑)
